2025.10.21

べこの乳の「あの子」

会津の牛乳「べこの乳」(製造は会津坂下町の会津中央乳業さん)は当ブログでも以前、入浴施設での瓶入り牛乳を紹介していますが、今回は湯治宿で飲んだ紙パック牛乳と、県内のコンビニで購入したヨーグルト(会津の雪(加糖))の紹介です。
ヨーグルトは名前の通り“雪のような”くちどけが魅力、と絶品です。
さて、このべこの乳が先日の東京新聞(2025年8月31日付)で「2025年・戦後80年、シベリア抑留 1歳娘亡くした父の願い継ぐ 「あの子」今こそ おさげ髪 シンボルに「平和な世で育って」として取りあげられていました。
会津中央乳業さんのホームページにある同社の沿革にも「シベリア抑留から日本に帰還した(初代)二瓶四郎により、裸一貫から牛乳屋を始める。」とあります。
東京新聞によると、創業者の長女がこのおさげ髪の女の子のモデルだそうで、終戦直後の混乱期に栄養失調のため1歳10か月で他界(創業者はシベリアへ抑留され、残された母娘が日本に引き上げる前に満州の地で女の子は他界)にとありました。
この女の子の死後に生まれた現社長の「あのとき牛乳があったら」との思いが牛乳製造に込められているそうです。
ウクライナでもガザでも悲惨な戦争現場で子どもたちが最大の犠牲者となっています。
世界中の子どもたちが安心して「べこの乳」のような牛乳を、笑顔で飲めることを願って止みません。

2025.10.8

岩手・おおのミルク村ゆめ牛乳

 
岩手の主に北久慈地方の生乳を使用した牛乳です。「おおのミルク村 ゆめブランド」では全て地元で搾乳された生乳を使用しているそうです。
株式会社おおのミルク工房(岩手県九戸郡洋野町大野)の株主の4分の3は現役の酪農家さんで、ほかも酪農関係者で占められているそうで、オンラインショップもありますので、遠い地からですが応援したいですね。
同社のホームページでは、この紙パック牛乳は
~酪農家がおいしいと思う牛乳~
 牛舎でお鍋でコトコト沸かして飲む味を再現している、ふんわりと甘さを感じる牛乳です。「子どもたちに飲んでもらいたい」という地元酪農家の”想い”と”夢”が詰まっています。
と紹介されています。

 
 
 

2025.8.20

やまべコーヒー

後藤牧場(創業は大正14年の創業百年、山形県東村山郡山辺町)さんのコーヒー牛乳です。嬉しいことに瓶入りで思わず手が出ました。
後藤牧場さんでは、山辺町や中山町、上山市ほか山形県内の小中学校や幼稚園、養護学校に牛乳を供給しています。
東北の旅の事実上のスタート(移動日を入れれば2日目)の食糧調達で、南陽市では必ず立ち寄る山形清分さんで購入しました。

2025.8.4

とやまの牛乳

とやまアルペン乳業株式会社(富山市林崎町、1941年、昭和17年に富山牛乳協同組合として創業)さんの同社キャラクター“モーモーちゃん”の主力商品。
同社は富山の学校給食でも親しまれています。
日曜やお正月を除き工場見学も受け入れています(要予約)ので、一度は訪れてみたいものですね。

2025.6.24

東京牛乳

 
長年東京に住んでいますが東京で生産される牛乳は初めてでした。
多摩地区の酪農家から集乳した生乳を、協同乳業(株)さんと共同開発した東京ブランドの産地指定牛乳で、日の出町にあるの協同乳業東京工場で製造しています。
「東京牛乳」の生産者団体である東京都酪農業協同組合ですが、都内唯一の酪農業専門農協で、組合のHPによれば36戸の酪農家が牛乳の生産に励んでいるそうです。
取り扱っているスーパーなども限られお値段も高めの牛乳ですが、できる限り応援していきたいと思います。

 

2025.5.22

常陸の郷牛乳

茨城県産生乳100%使用した「いばらく乳業株式会社」(1958年に茨城雪印牛乳株式会社 として設立)さんの牛乳です。
いばらく乳業さんの製品では以前に筑波山麓牛乳を紹介しましたが、同社のHPには現在掲載されていませんね。
茨城の牛乳はこれまで他にカントーミルクも紹介しています。


2025.5.19

公衆浴場には瓶入り牛乳が似合います-木村牛乳(いわき市)

 
創業は大正元年(1912年)、「牛乳・・・それは命の雫」として、パスチャライズ牛乳を主力商品にジェラードなども製造販売しています。
木村ミルクプラント株式会社さんの瓶入り牛乳。
さはこの湯にでんと構えています。
やはり公衆浴場には瓶入り牛乳がお似合いです。

 

2025.1.14

瓶入り牛乳がいいがいね

いつも銭湯などで湯上りに瓶入り牛乳があると嬉しいのですが、昨今は紙パックが主流で、しかもご当地牛乳が減る傾向が続いています。
そんな瓶入り牛乳が好きな小生を見かねてか、永遠に瓶入り牛乳と添いあえる九谷の名工の逸品を先輩から賜りました。
石川県寺井町、長右ェ門窯の磁器製牛乳瓶で、色といい質感といい本物そのものです。
窯まつり会場だけで限定販売したそうですが、好評だったのでしょう、数量限定で受注生産することになり、先輩が3年越しでオリジナルを頼んでくれたようです。
加えて別の先輩は、この牛乳瓶蓋デザインから缶バッチまで作成してくれました。
嬉しくて静かな興奮冷めやらぬ年末のプレゼントでした。

2024.06.23

岩手たのはた牛乳

「海のあるアルプス」という岩手県田野畑村のブランド牛乳です。
ホルスタインからの生乳を本来の味を活かすという85℃25分殺菌、これが生乳を鍋で沸かした様な風味豊かな味わいと美味しさになるとか。
「たのはた」でなく山形県の「たかはた」で朝ごはんにいただきました。


2024.06.08

萩原牛乳で迎える朝

八戸地区を除く、青森県下ほぼ全域の学校給食に牛乳を供給している弘前の萩原(はぎわら)牛乳さん(1952年創業)の青森県産生乳にこだわった製品です。
JA全農あおもり(全国農業協同組合連合会青森県本部)向けにも「あおい森の牛乳」を供給しています。
現在は瓶入り牛乳は販売していないようです。
スーパーマーケットチェーン「さとちょう」さんのあおもり県産牛乳も萩原さん供給ですね。
大間のキャンプ場で萩原牛乳で朝食です。同行の先輩が早朝から営業のお店で、マグロの胃袋や心臓を調達してきてくれ、これをホットサンドに。これがなかなかいけました。

 

2024.05.09

ヤマラク牛乳

 

長井市の萬寿屋本舗さんを目指す前に赤湯温泉「湯こっこ」でひと風呂浴びていきました。
そこの自動販売機のヤマラク牛乳で、湯上りにぐいーっと。河北町の奥羽乳業さんの牛乳で南陽市の学校給食にも出されているようです。

2024.03.20

おわら牛乳

 

めっきり瓶入り牛乳を見かける機会が減っているこの頃ですが、銭湯や温泉施設でならともかく、ホテルのお食事処で出逢うという嬉しさに恵まれました。
魚津マンテンホテルです。この瓶入り牛乳の件以外でも満足度の高い満点、マンテンホテルです。
おわら牛乳は当ブログでも紹介済の「おわら風の盆 濃厚3.6牛乳」の八尾乳業協同組合さんの瓶入り牛乳です。

2024.01.23

奥羽そだち

山形県河北町の奥羽乳業さんの代表ブランドで風呂上りに頂きました。
河北町といえば紅花を連想しますが、サクランボや冷たい肉そば(あの「一寸(ちょっと)亭」も河北町です)やお米、温泉、地酒などとこの牛乳といい、とても豊かな町ですね。


2024.01.15

伊都物語のノンホモ牛乳

福岡県糸島は2021年9月に城廻りの師匠と唐津城の帰路立ち寄りましたが、そんな糸島市にある(本社は福岡市)「株式会社糸島みるくぷらんと」さんのこだわり牛乳(低温殺菌の独自製法)を大分県下で購入しました。
この牛乳を使って無塩バターや生クリームが作れると同社HPにはありますね。


2023.07.25

八ヶ岳のごちそう・八ヶ岳牛乳

八ヶ岳乳業さんの牛乳製品はこれまでも瓶入りコーヒー牛乳などのいくつかを紹介していますが、下諏訪温泉での湯上りに500ミリリットルいただきました。湯上りには牛乳、王道ですね。


2023.07.24

おわら風の盆 濃厚3.6牛乳

富山県の牛乳は2018年9月の「まると3.6牛乳」以来の紹介となります。
富山県産の生乳を使った、八尾乳業協同組合さんのパスチャライズド牛乳。おわら風の盆はなかなか訪れる機会に恵まれませんが、この牛乳を飲むと車で走った近郊風景がめ眼に浮かびますね。


2023.01.11

阿蘇りんどう牛乳

あっつーい朝風呂ですきっとしたあとはこれですね。
瓶入り牛乳「阿蘇りんどう牛乳」で整えまます。
宅配や入浴施設の自販機限定の瓶牛乳でスーパーでは手に入らないようです。
熊本県酪農農業協同組合連合会「らくのうマザーズ」さんの製品で駅前高等温泉さんの自販機で購入。